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市民の力で政治を変えよう


by masako-hiroba
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阪神、淡路大震災から10年  _c0007338_1392646.jpg
一瞬にして多くの人命と財産を失った阪神淡路大震災から10年。毎年1月17日は特別な思いで迎えますが、今回は昨年の新潟地震やインドスマトラ沖地震などがあり、例年にも増して防災を意識した1日となりました。役所で、市長から職員の方にどんなメールが来ているのか、当日パソコンをひらいて貰いましたが、残念ながらその時点ではメッセージはありませんでした。私は、国連防災世界会議の関連事業として実施された、D-PACプロジェクト2005緊急対応シミュレーションのワークショップに参加してきました。会場の神戸国際展示場には消防車や地震車などが展示され、救助犬もいました。ワークショップの内容は、グループに、地図と地域の見取り図が渡され、サイコロの目に応じて、家族や家の被災状況が設定され、進行役が、新たな被害(たとえば火災が発生しているときに北風が吹き、南の家が類焼など、)を設定していきます。このワークショップでは消防も警察も来ない時に、地域住民が知識と情報を共有することがいかに大切であるかを学びました。たとえば、けが人が出たとき、意識がなく助かる見込みの無い人を優先すべきか、助かる可能性のある人を優先するのかという、トリアージを地域で決めておく必要性も痛感しました。   
# by masako-hiroba | 2005-01-18 13:06 | 日記
ものの見方を育む自然観察_c0007338_841137.jpg
地球温暖化防止推進員の研修として、ノートルダム学院小学校の菅井啓之先生の講義と自然観察の実地トレーニングの機会を得ました。
菅井先生は20年間公園で定点観測を続けられると同時に、日々子供さんたちと向き合われ自然とのふれあいで心を育てようとされています。しかしそんな先生もある時自分のしてきた教育は一体何だったのかと考えさせることがあったそうです。
それは以前いた学校で6年生が卒業後初めて夏休みに同窓会を開催した時、終了後の会場のゴミをみて一体自分はどんな教育をしてきたのかとがっかりし、大いに反省をされたそうです。人は知っているだけでは行動しない。行動させるエネルギーは心を動かすことにあるのではないか。言い続けることが大事、言ってもすぐには変わらないが潜在意識の中に染み渡らせるように。
河合寛次郎は言う「何もない、見ればある」自然界は見方によっていろいろ見えてくるものがある。意識をもってあえてみようとしない限り出会いはない。
「物を見る目は”観の目”もあれば”見の目”もある。観の目は物の生命を洞察し、見の目は物の皮相に触れるに止まる」(宮本武蔵)。
今日をきっかけに先生からお教え頂いたことを少しでも心がけていきたいと思いました。講師の素晴らしさは講義の素晴らしさに連動することを実感しました。
# by masako-hiroba | 2005-01-17 08:42 | 環境
1.11憲法を守りいかす講演の夕べ_c0007338_14125942.jpg
「今、この時代にこのごろ考える」という表題で小田実さんの講演がありました。その一部をご紹介します。
10年前の阪神・淡路大震災を被災した体験が日本の国の有り様のいびつさを鮮明にした。「市民が市民を助ける。軽傷者が重傷者を助ける」この原則を基に「市民救援組織を」を立ち上げた。そして政治のやることには隙間がある。その隙間を埋めるため無認可の保育所、作業所にお金を回していて気付いた。公的援助金が無いので全部隙間であった。
神戸の震災より1年前のアメリカの地震で危機管理庁の初仕事はホームレスも含め22,000ドル(約400万円)の公的援助を出すことであった。日本との落差を思う。
自助努力という言葉が出てきたときは警戒すべきだ。私たちは被災を人災に変えないために税金を払っている。市民が安全な生活をするために役人を働かせている。
世界の紛争解決に武力は無効。日本の憲法は今こそ旬である。
# by masako-hiroba | 2005-01-12 14:13 | 平和

成人式おめでとう

成人式おめでとう_c0007338_16594518.jpg
光明台にあるコミニティ体育館で成人式が行われました。和泉市内の成人は2196人。
20歳の節目をどのように迎えるかはそのときの社会情勢や個人の考えにより異なりますが、和泉市ではここ数年大規模同窓会の雰囲気で成人式が開催されています。
出身中学校別にテーブルが設けられ、新成人はそのテーブルを囲んで団欒すると言った塩梅です。式典には来賓の挨拶もなく市長の乾杯のみ。今年は各校区の新人から一言スピーチがありました。
「昨日と今日急に変われるものじゃないが大人としての自覚を持って生きたい」「ここまで大きくしてくれた両親、友人に感謝したい」「成人式の場を設けてくれた和泉市にありがとう」「今日から頑張ろう」等々。
自分たちのスピーチなのでこの間は皆さん静かに聞いていました。
今年も女性は圧倒的に振り袖姿に白のショール。男性はスーツの中に袴の人もちらほら。女性の中には洋服の人もいましたが数人程度。でも私はこの少数の洋服姿に敬意を表します。多数に流されることなく自らの意志で洋服を選択したことは自立できている証だと思います。これからも自分の考えで行動してくださるよう願わずにはおられません。
又振り袖姿の中にもよく見れば創意工夫をこらして式に臨んだ方もおられました。着物を自分でリメイクされた彼女は美容師さん。片方の袖をはずしもう一方に縫いつけ振り袖の長さにし、はずした方には黒の合成皮革の袖を付け、ネックレスやブローチ、チェーンでアレンジ。帯は袖と同じ素材で作成。帯留め、帯締めにも斬新なアイデアが光っていました。この感性を大切にお仕事に生かして欲しいと思わず声をかけ写真を撮らせて頂きました。
又塾をしていたときの生徒さんにも再会。そのうちの一人N君は今成田空港で働いているとのこと。まじめでこつこつする努力型の彼が安定した職に就き、張り切っておられる様子を知り、とても嬉しく思いました。
掲載の写真は皆様の了解を頂いたものです。皆さんの今後の活躍を祈念します。
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# by masako-hiroba | 2005-01-10 17:01 | 日記
12月2日に行政側から財政健全化計画が議会に示されました。これに応える形で議員サイドからも何らかの形で経費削減をすることになりました。
代表者会議に提案のあった議員定数削減、視察費削減、報酬削減のうち会派視察費(1人12万円×26人=312万円)を削減することに決まりました。
私は市民と痛みを分け合う事が必要との考えから報酬削減(年間936万円の削減)を主張しましたが、残念ながら会派視察費の削減に落ち着きました。
議員活動をする上で必要とされる視察を止めて経費を削減することに市民は納得するでしょうか。
議員の視察は物見遊山だから無くても良いと考えられる方も多いかもしれませんが、それは本末転倒で視察のあり方を是正すべきであります。
この視察費削減は当分の間(多分今期の任期中?)行われることになりますが、議員には政務調査費があるので視察はそれで行えば良いとの意見も代表者会議であったそうです。
今後4年間どれだけの会派が政務調査費を使って視察を行うか、市民の皆様にはしっかりとチェックをお願いします。
# by masako-hiroba | 2005-01-07 13:07 | 議会