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市民の力で政治を変えよう


by masako-hiroba
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職員を辞し、市長選に立候補した稲田氏に2、3年前に伺ったことがある。
もし市長になれなかったらどうされるおつもりでしたかと、答えは「ラーメン屋の屋台を引いてでも生活していく覚悟で、一期目の市長選に臨んだ」とのことであった。
それだけの強い信念を持ち、和泉の街づくりを考えた人だが初心を忘れた結果が、今回の入札妨害の容疑での逮捕である。市長はこの10年近く365日休む間もなく、走り続けていた。市民の小さな集いにも気軽に足を運び、気さくに話をしていた。そのような市長に多くの人は「腰の低い、いい市長」との評を寄せた。しかし耳に心地よいことが、だんだんと市長を裸の王様にしていたように思えてならない。市長にもう少し耳の痛いことを言う人、苦言を呈する人を身近に置く器量が備わっていたなら、今回のような事態には陥っていなかったかもしれない。
私の立場は市長から見れば煙たい存在であったに違いない。しかし私は是々非々で正面から事を質してきたつもりである。箱物行政ではなく、ソフト面の充実を。市内の専門家の力を借りて、行政と市民との協働を。しかし今日の逮捕で、稲田市長のふるさと和泉にかける願いはとん挫せざるを得ない。
一方、市民の皆様から付託を受けている議員のチェック機能を指摘されると返す言葉がない。議員としての力不足を今更ながら痛感している。この際、役所全体が今回のことを真摯に受け止め、生まれ変わらなければ、市民の信頼回復はほど遠い。
市民の皆様に「喜ばれる喜びを知る職員集団」を。
チェック機能遺憾なく発揮できる議会運営と議員活動を。
それらを目標に新しい和泉市の扉を開いていかなければならないと思う。
初心を貫くことがいかに大事で、かつ難しいことであるかを肝に銘じた1日となった。

明くる朝の新聞に助役の深夜の記者会見の記事が載っていた。
助役は陳謝した後これからの再発防止について
「市のシステムが疲弊している面があり、市政全般を点検するため、外部の人も入れた改革検討委員会を設置したい」と述べた。
これはまさしく私がかねがね指摘していた事であり、先ほどの議会の一般質問で私が提案した「外部の有識者を入れた刷新会議の設置」について、そのときは消極的であったがさすがに今回の事態を受けて設置せざるを得なかったと思われる。
いずれにしてもこの改革委員会がこれからの和泉市の有り様を決めることになる。人選も含め注視していきたい。嵐が静まるまでの一時しのぎの委員会になることのないよう助役以下肝に銘じてほしい。
# by masako-hiroba | 2005-04-14 12:03 | 市政
新1年生は、7クラスでスタート_c0007338_8553457.jpg
いつも正門に入学式の看板があり、満開の桜をめでながら校舎に入っているのですが、今年は通用門のみ開かれていました。こんなところにも、昨今の学校警備の厳しさを感じました。
今年度緑ケ丘小学校入学者は231人で、7クラス編成になっていました。
私の子供たちが通っていた頃は一学年6クラスが多くありましたが、7クラスは緑ケ丘小学校でも初めてのこととのことでした。そのせいか入学を祝う保護者席が不足し、立ったままで参列していただいた保護者の方もあり申し訳ないことでした
1年生の皆さんにとっては1年先輩の2年生が歓迎の気持ちを込めて歌う歌や、手話が印象深かったかもしれませんね。
2年ぐらい前までは、楽器の演奏も新2年生がしてくださいましたが、今は舞台に並ぶだけで、場所がふさがり、その空間もありません。平成18年には、(仮)東部小学校が開校予定ですので、緑ケ丘小学校のマンモス化にも歯止めがかけられます。新1年生の皆さんにとって学校はなにより楽しいところ、お友達がたくさんできるところとなる事を祈っています。
# by masako-hiroba | 2005-04-07 08:53 | 日記
石尾中学校入学式。ユニークなクラブ紹介_c0007338_8535579.jpg
遅かった桜の開花も入学式に合わせるかのように、急に咲きはじめ、新1年生の入学を祝福しているかのようです。少し大きめの制服を着て入場してきた1年生は、5クラス編成です。
今年の石尾中学校校長は3月末まで教育委員会、学校教育部部長しておられた辻本先生が赴任してこられました。入学式は30分ぐらいで滞り無く終了し、次は在校生によるクラブ紹介がありました。
新入生を確保しないとの存続が危ぶまれる部の入部勧誘は切実で、聞いていてその危機感が伝わってきました。また新入生の前で、実技をするクラブも多くありよりよいPRができたと感じました。
心身ともに成長の著しいこの3年間を有意義に過ごしてほしいと願いつつ入学式に参加させていただきました。
# by masako-hiroba | 2005-04-06 08:50 | 日記

片山知事職員厚遇を語る

片山知事職員厚遇を語る_c0007338_12325217.jpg
片山知事が職員厚遇について語りました。
大阪府市町村職員互助会も全く同様の問題を抱えています。リーダーシップを発揮すべき市・町長はどのように考えておられるのでしょうか。

情報公開で市民が判断
公務員は税金をいただいて成り立っている。中小企業からも、パートタイムの方からも納めていただく血税で給与や福利厚生をまかなつているからには、中小企業やパートの方にも納得してもらえるものでなけれはならない。
大阪市はトヨタ自動車のように自らもうけて大きくなったわけではない。職員も労組も、そこを勘違いしていないだろうか。人口が多くて仕事も多いから、職員が多くなったに過ぎない。
大阪市の職員厚遇を伝える報道を見て、まず驚くのは透明性のなさだ。オンプズマンの情報公開度ランキングでは政令指定市の2年連続最下位だ。次に驚くのは、説明責任の放棄だ。どうして市民が怒る職員厚遇を長年続けてきたのか、どこが問題だったのか、市民に全く明らかにしていないように見える。さらに、市議会や監査制度のチェックシステムが全く作動しないことも間題だ。.
市長は本来市民、納税者の代表だ。しかし、大阪では何代にもわたって労働組合に推され、選挙まで応援してもらい、職員厚遇を認めてきたという。密室の労使交渉でお手盛りが決められるのでは市民に知る余地はない。市民に代わって公金の使い方を監視するはずの市議会も、厳しい質間はしないまま。まるで市、組合、議会の「魔の三位一体」だ。
適切な福利厚生や給与の判断基準は地域における民間労働者や他の自治体職員との比較だ。全部公開し妥当性を市民に判断してむらえばいい。公開すれほ「それぐらいはいい」とか「ちょっとやりすぎだ」とか言ってくれる。水準はおのずと決まってくる。
私は知事になって、職員の処遇はすべて県のインターネットで公開するようにした。例えは、昇任にかかわらず、年功序列で一律に昇給していく「わたり」と呼はれる慣行が続いていたが、公開によって県民の批判が集まり、見直しを進めている。
首長が情報公開を徹底すると宣言し、少しでも非開示があれは首長の決裁にして、自分が責任を持てばいい。改革が本物かどうかを見定,めるリトマス試験紙は二つある。一つは、自分を例外にしない情報公開。もう一つは情報公開や住民監査を請求するオンプズマンなど市民団体を毛嫌いするかどうかだと考えている。
市民団体を私はありがたいと思っている。頼みもせず、報酬も払わないのに、チェックしてくれる。自治体幹部が市民団体からの人材登用に否定的だとすれば、それは自分たちの都合のいい改革をやりたいからだ。本当に改革する気があれば自分たちに一番厳しい人を組織に入れるべきだ。
継続的に市政を監視している市民団体方々の協力を仰ぐのは果的だ。市政は市民が作るもので、職員厚遇見直しは市民が納めた税金の使い道の間題だ。
職員厚遇が全国的に問題になり、各地の自治体で大阪市ほどではないにせよ、似たり寄ったりの間題が明らかになつている。
その悪影響は、「地方は信用できない」というロ実を中央に与えることだ。せっかく進もうとしている地方分権の,流れにプレーキがかかるかも知れない事態だ。
この際、職員の福利厚生や手当をもう一度見直し、説明責任を果たせるものは残し、果たせないものはきつぱりと.やめることだ。地方自治への信頼なしに、地方分権はありえない。
# by masako-hiroba | 2005-04-02 12:33 | 市政
すばらしかった和泉こども文楽と落語_c0007338_13124395.jpg
3月26には林家染二師匠をはじめとする一門の方の指導により落語のワークショップがありました。
参加した小中学校の皆さんは鳴り物や所作、そして小話を披露してくれました。
午前中のわずか2時間足らずの稽古でよくあそこまで出来るものだと感心しました。
これをきっかけに古典芸能と呼ばれるものに触れてほしいと思いました。

翌27日にはいぶき野小学校の皆さんが1年間文楽に取り組んできた様子を撮影したビデオを鑑賞し、その後成果である二人三番叟、葛の葉子別れの段を見せていただきました。
人形の主遣い、左遣い、足遣いの三者の息がぴったり合い、人形に命が吹き込まれた一瞬は小学生が演じているとは思われませんでした。
浄瑠璃、三味線も堂々と演じていて安心して見ることが出来ました。

舞台上で三味線の音あわせをする余裕のある人もいて感心しました。

アンケートをとりこども文楽を和泉の地に育てようという意気込みもあるようです。
今後が楽しみです。
# by masako-hiroba | 2005-03-30 13:12 | 日記